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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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お不動さまのご縁日

毎月28日はお不動さまのご縁日。お不動さまをご本尊にお祀りしております当院にとっては最も大事なご縁日です。本日も如法に不動息災護摩供を五段で修法いたしました。私の一ヶ月は28日に始まり28日に終わる、この繰り返しです。お不動さまに今月の無事だったことに感謝を伝え、また来月の無事を祈ります。今月は移動や他での行事が多く、その間、無事に過ごせたこと、多くのご縁をいただけたことに心より感謝です。私の信仰...
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黄色(おうじき)の愛染明王

ブログに書きました通り、先日奥之院燈籠堂で愛染明王さまのお護摩を焚かせていただきました。密教の修法は、大きく目的別に分けると四種類の法があります。・息災法(そくさいほう)  災いを止める・増益法(そうやくほう)  所求を満たす・敬愛法(けいあいほう)  敬愛の心を発す・調伏法(ちょうぶくほう) 悪心を伏すそれぞれ神仏の持つご誓願に合わせ四種法を修法いたします。愛染さまの皆さまが持つイメージでは「敬...
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新義真言宗総本山 根來寺 参拝

昨日の奥之院法要を経て本日は「新義真言宗総本山 根來寺」に参拝です。大伝法堂大毘廬遮那法界体性塔(だいびるしゃなほっかいたいしょうとう)通称・大塔(国宝)大師堂「新義真言宗総本山 根來寺」興教大師さま、覚鑁(かくばん)上人によって開創された新義真言宗の総本山です。奥之院にはお大師さまの御廟、根来寺には興教大師さまの御廟があります。開山以来、約900年の伝統を誇る、真言宗にとってなくてはならない大切な霊場で...
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東日本震災七回忌慰霊並早期復興法要 高野山奥之院

本日は霊山、高野山奥之院燈籠堂にて「東日本大震災七回忌慰霊並早期復興法要」に出仕させていただきました。奥之院はお大師さまのお膝元、慰霊に行脚し集めました東北三県の砂浜のお砂を燈籠堂に供え、大壇に供え、光明三昧会にて慰霊、不動息災護摩供、愛染増益護摩供にて早期復興祈願を祈ります。この法要では、ありがたく「愛染増益護摩供師」を勤めさせていただきました。本日の法要の会処は「御供所」をお借りしております。...
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高野山奥之院 光明三昧会準備

本日は法要の準備に高野山奥之院に来ています。先日、東北三県を慰霊のため行脚し、各海岸で供養のため集めたお砂を明日は高野山奥之院に供え、光明三昧会にて東日本大震災七回忌慰霊を勤め、不動息災護摩供、愛染増益護摩供を厳修し、早期復興を祈ります。お大師さまのお膝元での供養は大変大きな意味を現してくれているように感じました。準備と明日の段取りを奥之院の職員の方とお話ししながらの内陣に入らせていただきました時...
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仏舎利

仏舎利とは本来、釈迦の遺骨・遺灰・毛髪等であり、このような仏舎利を「真舎利」「真身舎利」と言います。しかし真舎利とのご縁は、そうそうあるものではありません。日本では青森県の袰月(ほろづき)の舎利浜に打ち上げられるという石をお舎利として塔に納めていることが多いと聞きます。また、水晶や瑪瑙、形が似ていることから米粒などをお舎利とし、塔に納められていることもあります。米粒を舎利とする記実は「秘蔵記」に記...
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舎利と宝珠

密教では「舎利」と「宝珠」を同一とみる法と別にみる法があります。「舎利」=「釈迦」という形で「舎利法」を用いず「釈迦法」を用いると聞書等に記しています流もあります。「舎利」=「釈迦」=「宝珠」「宝珠の実体は自然道理の釈迦牟尼如来の分身である」「御遺告」の一文ですが、上記の三種が同一ということを現しています。昨日、ブログに書きました通り、「舎利法」には、本軌があります。この本軌中に「舎利法は殊に末法...
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舎利法

今日は依頼を受け、舎利法の個人伝授にお寺へ。伝授阿闍梨をさせていただきました。先日、ブログに書きました通り、授かった法は「伝える責任」が阿闍梨にはあります。こういった伝授をさせていただくご縁は大変ありがたく心より感謝しております。伝授の基本は伝えられたことを忠実に伝えることです。勝手に足し引きしてはいけません。本軌を伝え、聖教通りに伝える。自分が授かっています口伝を伝える。この他にはありません。今...
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歩きながらの修法

密教の修法は三密が成就することで真の加持力を発揮します。荘厳、様々な法器があり、印、真言、行者の観想によって三密が成就いたします。普段、自坊やお寺に居るときであれば壇上に一面器を荘厳し、登壇して修法しますが、外に出かけている際には、これらをすべて「観想」で補います。「歩きながら修法した」という話を先師さま達が残してくれています。修法次第はあくまでも「暗記」お経は「読経」字の如く見て読むと習っており...
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桶狭間古戦場慰霊供養

毎月19日は私の自坊があります地域の土地の供養、桶狭間古戦場で亡くなられた方々の慰霊のため光明真言法を修法し、丁重にご供養いたします。多くの方が亡くなった土地、場所での供養は、コツコツと定期的に続けていくことが最も大切です。一度の供養で、無念の思いを持つ多くの魂を成仏させることは難しいように感じます。本来であれば、土地の方々と共に祈りを捧げる、これを続けていくことでいずれ鎮魂すると考えられます。「...
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