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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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旧家屋解体

本日は、旧家屋の発遣。長年、お世話になった家屋に対して、感謝の意を込めての祈祷、祓いです。昨日、用意した御土砂も持参。解体には様々な形があります。建て直しもあれば、更地にして手放す事も。解体の発遣、祓い、祈祷はその後の状況で内容は異なります。どちらにしても、人として感謝の意を形に示す事は大切な事。それが最後の祈祷、祓いです。そして物事は、壊す際が最も怖い。障碍は、作る時よりも壊す時の方が大きくでる...
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加持土砂

加持土砂。これは、お加持しました御土砂を入れた上包み。家屋の解体や地鎮、様々な場で活躍いたします。中身はこんな感じ。当院の御土砂は、一座や二座の加持ではありません。何百座、何千座の加持を行なった加持土砂。包みますとこのようになります。これを上包みに入れて完成。明日の旧家屋解体の発遣に持っていきます。日々の行法で丁重に重ねて御加持しました御土砂は、ありとあらゆる場面でそのお力を発揮いたします。行者の...
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基本

佛眼曼荼羅。佛眼法は、瑜祇経等を所依としています。また各聖教により、その内容も異なる。中には、佛眼尊を中心とした金輪から巡る七曜、そして八大菩薩、八大明王。四摂八供と曼荼羅全ての尊の印明を結ぶ次第もあります。私が修法しています次第は八大明王まで。只、四摂八供の印明は、金剛界を修していれば身についてますのでいつでも結べます。曼荼羅全ての尊を流れるように加持するのは、とても気持ちよく、より深く観じる事...
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不動縁日🔥

本日はお不動さまのご縁日🔥不動息災護摩供、厳修いたしました。夏の長雨を終えて、残暑。かなりの暑さを覚悟していましたが、早朝はそうでもありませんでした。僅かながら、秋に近づいているように感じます😌うちの護摩堂の日中は、ボイラ室のようなもの。火が入っていなくても、50℃越えです🔥スマホを持って入ると警告メッセージがでます😅なので、7月、8月、9月の護摩は出来るだけ早朝に厳修。そうは言っても日中に焚くことも...
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行法の繋がり

せっかくなのでもう少し佛眼法について。佛眼尊は、金胎両部の総毋。私が主流としています流派では、諸尊法に悉く佛眼加持を加用する。この事は、総母であるからです。行者は、この事をよく考える必要があります。佛眼尊の存在。何を開眼するにも、佛眼尊の加持を行う。この尊の事をよく知らず、開眼できるでしょうか❓私は毎日祈願札を開眼いたします。他、尊像や曼荼羅。位牌にしても墓石にしても塔婆にしても、必ず開眼には佛眼...
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学びの繰り返し

伝授会二日目。最近では、僭越ながら大阿として灌頂の導師や伝授をさせていただくこともありますが、本当に身分相応でない。まだまだ、学ぶ側です。只、大阿をすることで学ぶことは非常に多い。こういった機会を与えられることは非常にありがたいです。受者としては、ここ数十年。よく同じ法を何度か学ばせていただく機会があります。当然ですが、内容は同じ。違うのは縁の深さ。その本尊との結縁の深さです。眼で見ることや耳で聞...
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謙虚さ

本日、明日は伝授会。伝授会とは、大阿さまより密教の法を授かる会。大阿さまとは、大阿闍梨です。大阿には、法を授けるための作法がありますが、受者も受者としての心得があります。私が師僧より学ぶ、受者として恥ずかしくない心得。古義では、衣は黒衣に如法衣。衣は無紋のもの。念珠は木玉のもの、水晶等、石の入ったものや石のものを持たない。合掌は、虚心合掌。金剛合掌では、ありません。このような事は、許可灌頂や少々異...
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金輪法・佛眼法、無事結願

一七ヶ日の金輪法、佛眼法の二法。無事、本日結願いたしました。実はこの二冊のお次第は、以前から修していますものがありましたが、今回、新しく作り変えました。当たり前ですが、中身は変わりません。この二法は、以外とよく修し、傷んできたので新しくしました。お次第が新しくても古くても、修法に変わりはありませんが、やはり新しくなると、素直に嬉しいですね。毎日修しています随求法のお次第も先日新しく作りました。こち...
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使者に星を司る

明日結願いたします、金輪法、佛眼法。佛眼法は、以前にも書いています通り自行以外でも、厄災除に修し祈ります。これは、佛眼尊は使者に星を司ることにあります。災いの全ては、星の所業。これが密教の考え方です。向って左側が佛眼曼荼羅。右側が金輪曼荼羅。佛眼曼荼羅を見ての通り、中央、佛眼尊の前に金輪尊を安じ、その周りを七曜諸星を巡らします。そしてその外、三層構造となる蓮華には、八大菩薩と八大明王を安じ、その外...
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対の二法

お盆明けから自行で修しています金輪法。この金輪法には対となる方があります。佛眼法です。金輪法と佛眼法は表裏一体。金輪法一座に対し、佛眼法一座。金輪法を一七ヶ日、二十一座を修すのであれば、佛眼法も一七ヶ日、二十一座。金輪法は、口訣に「此の法は悉地成就第一の法也。縦い何れの法を修すと雖も其法悉地成就の祈に金輪法を修すべし」とあります。この事から金輪法は、単に悉地成就の法に有らず。他に修する法も悉地成就...
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