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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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三寶院流憲深方一流傳授会 護摩供

先日、二日間に渡り「三寶院流憲深方一流傳授会」に行ってきました。


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今回の伝授内容は「護摩供」です。

四度加行で伝授するための不動護摩に加え、大阿闍梨として護摩供次第を整えるための伝授内容です。

いつもながら、普段聞けないような細かい所まで詳しくお話しいただき、次第を整える上で大変な学びとなります。

本来、阿闍梨としては自分が修法するための尊法は自ら整えなければなりません。

次第は「整える」という事が大切です。

決して「作る」事はしてはいけません。

次第を作るという事は「越法罪」になります。

ご法楽のための次第、お勤めのための勤行次第は別です。これはお寺の本尊さまに合わせて、また法要に合わせてなど様々に状況に合わせて次第を組み立てます。

しかし、尊法の次第は自分勝手に作るものではなく、ましてそれが他の目に触れることはその法流を犯す重罪となります。

各流の「聖教」には、尊法を整えるための最低限のことが記されております。

発願の入句、勧請の入句(天部を除く)、道場観、召請、結界、本尊加持、佛礼、讃等、その他、字輪観など特別な事柄があればその事について記されています。

これを各流の一座行法の規則に従い、整えていきます。

この「聖教」を観るためには、その流の大阿闍梨さまから必ず「許可灌頂」(密教読みで「許可→こか」と読みます)を授かる事が最低条件となります。 

次第を整えるには、その流の一流伝授を授かり、大阿闍梨とならなければいけません。

只、実際にはこれだけでは中々次第を整えるのは難しい部分がありますので、その後の勉強は欠かせません。

また、實修無くして次第を整える事は出来ません。

密教では「阿闍梨」になることが「スタート」であるように、常に初心を忘れず、学びに励むことが密教行者には必要不可欠かと感じます。合掌