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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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人の心を平和にする

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5月8日ブログ参照・受付数限定


昨日書きました外敵降伏。


20190529114150eeb.jpeg


ただ単に 「外敵」 と検索してみますと、

「外部の敵。外国から攻めて来る敵」

と、出てきます。

また、太元帥明王には、

「密教の明王。

元来は佛教外の鬼神であったが、佛教では生あるものを害するすべての悪鬼、悪獣、悪人を打ち滅ぼす。

忿怒相で、四面八臂、六面八臂などさまざまな姿で現される。

日本には、平安前期に伝わり鎮護国家、外敵降伏のため信仰された。

奈良秋篠寺の木像が有名。」

と、出てきます。


実際、戦時中は外敵降伏の祈祷牌を掲げて、敵国に壇を向けて降伏、調伏祈祷をおこなっていたと先師さまから聞いたことがあります。

しかし、これは本来の降伏、調伏祈祷ではありません。

戦争が起きないよう日々拝む事が基本ですが、もし、戦時中に降伏祈祷をするのであれば、人の争う心、気持ちを伏し調える祈祷になります。


「人の心を平和にする」


これが降伏、調伏の本質です。


また降伏、調伏は、本来自身の煩悩、心中の敵に向けてする修するもの。

他に向けて修するものではありません。

自行に用いる法。

他行に用いるには、それなりの心得が必要です。

何度かブログに書いておりますが、降伏の対象を何にするかは阿闍梨次第。

物の良し悪しが使い手によって変わるように、法も修法する行者、阿闍梨によって変わります。


法を正しく修し、正しく伝える。


しっかり精進していきたいと思います。


合掌




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