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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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今日は旧暦の5月19日。

お大師さまのご縁日であり、桶狭間古戦場の命日です。

光言法を修し、いつも通り慰霊いたしました。


201906212316126fa.jpeg


この時期、とくに騒つくこの土地も、少しばかりではありますが静まったように観じます。

この地にもお寺はあります。

古戦場の供養もセレモニーとしてはいたしておりますが、宗派的なことなのか、朝夕、いつ行ってもお経を聞いたことはありません。

こちらには、友人のお墓がありますので足は頻繁に運びます。


何千人という戦死者の魂が鎮まらない土地。

いくら供養して足りません。

セレモニーなどの式典は、日々の積み重ねてきた功徳があって初めて成り立つもの。

皆さまの法事や葬儀も同じ。

僧侶の日々の積み重ねる功徳があり、初めて成り立ちます。

どうでしょう。

朝から日々、真剣に拝んでいます僧侶がどれだけ居ますでしょうか。

惰性の勤めも意味があるでしょうか。


先日の万燈会では子供達が心を込めて灯篭を作りました。


20190610232312172.jpeg


こういった純粋な気持ちを無駄にしないためにも、日々の供養が大切です。


気持ちは形になって現れる。

必ず結果に結びつきます。


私はこの地にご縁をいただき、せめてもの感謝の気持ちと思い、古戦場の供養を始めました。

そしてこの供養から多くの学びをいただきました。

例えこの地を離れることがありましても、この供養は生涯続けていきます。


それがこの地にご縁をいただきました僧侶としての役目。

心を、感謝を形に示したものです。


無念の死をとげた全ての御霊の成佛を祈り続けます。


合掌




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