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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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完全な一座の行法

本日はお不動さまのご縁日🔥


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不動息災護摩供を厳修いたしました。

お不動さまは当院の本尊。

不動が本尊のお寺ではよく護摩を修しなさいと古い記事を目にします。

そういった記事には、

「自坊の本尊の護摩を修することは行者には必要不可欠」

と、示されています。

本尊の目の前で修することに拘らず、離れた護摩堂で修するもよし。

とにかく本尊の護摩を修することが大切です。

このことは、以前にも書いておりますが、行法には必ず護摩供が付いている。

供養法だけでは、その修法は半分。

護摩供を修し、初めて完全な一座の行法、本当の行法となります。

こういった事柄からすれば、本尊の護摩供を修さなけれならないのは当然。

正観音が本尊であれば、正観音息災・敬愛護摩供。

地蔵が本尊であれば、地蔵増益護摩供。

阿弥陀が本尊であれば、阿弥陀敬愛護摩供。

一部の天部尊を除き、曼荼羅全ての佛に護摩供があります。


私が次第を整える際には、できる限り、護摩供の次第も一緒に整えるよう心がけています。

次第さえ整えておけばいつでも護摩供を修することができる。


不動の息災護摩供は加行で受法いたします。

奴で比較的、修しやすい。

私の場合は、加行次第ではなく、已達用の次第で修しております。

また、息災だけではく、不動の本誓であります調伏も修します。


本尊、お不動さまにひと月間の無事に感謝を述べ、先ひと月の安穏を祈りました。


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合掌




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