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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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寺報掲示板

「お彼岸・ご供養」受付中
9月13日ブログ参照


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彼岸中の施餓鬼供養

8月も残すところ後三日。

明日から秋のお彼岸のご供養を受け付けいたします。


彼岸中、ご供養をお申込みの方には正しい施餓鬼供養もいたしております。

正しい施餓鬼供養とは、まず施餓鬼を施す時間。

日中に餓鬼は出てこれません。

よって餓鬼が集まり、施しを受けることができます日没後に必ず行います。

施しが受けられない時間帯の供養は、目の前に餌をぶらさげて食べさせないような状態。

障碍、災いを引き起こす元です。


施餓鬼を行う際、普集餓鬼の印を結び餓鬼を集めますが、日中にこの印を結んでも餓鬼は出てきません。

こういったことをしっかりと観じ供養をしていれば、この事には自然に気がつきます。


そして供養後に施す法施。

これは先日書きました天部尊への法施と同じです。


供養の施しを受けた餓鬼はどこにいくのか❓

餓鬼界に帰っていくのではなく、餓鬼界から引き上げなければいけません。


密教の法は、所作が簡単な程、実際の修法は難しい。

大法の神供師などは、卓越された行者を選出するのはまさにこういった事です。

施餓鬼の所作、作法はとても簡単。

その簡易な所作の中で、餓鬼界から餓鬼を引き上げ、悟す供養をしなければいけません。


彼岸中、こういった施餓鬼供養をご供養をお申込みの皆様にいたしております事、お伝えいたします。


合掌



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