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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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自分の道を探す

今日は滅多とない法事です。


天部尊の行中では行けませんが、結願後なので大丈夫。

これも神佛のご加護なのか、天部尊修法期間に回向の予定が入ってくることは余りありません。

法事や葬儀自体がほとんど無いのですが😅


法事も葬儀も出向く際には必ず修法して向かいますので何件もできないのが本音です。

葬儀であれば不動法を修し、散念誦の大金剛輪に到って下礼盤。

自坊に戻ってきて再び登壇し、散念誦の大金剛輪から修法をし、後供養へと続けていきます。


わかりやすく言いますと、行法の間で葬儀や法事を行う。

葬儀の場合で言えば自身不動明王となり、向かう。

法事であれば、回忌の本尊となり施主さまのご自宅へ向かいます。


ですので、出かける1時間程前から行法を始め、途中現地へ。

帰って来て残りの行法をする。

手間と言えば手間です。


只、法事や葬儀に本気で向き合うならこうするべきだと学んでいます。

最初の師僧はとくに厳しく仰っておられました。

この師僧は、回向は一切せず、行者として祓いや祈祷のみでしたので、もし、将来的に信者さまの法事や葬儀を稀にでもすることになったらということで仰られていました。

そういった私の先が見えていたのかもしれません。

今思えば私とは全然違い、凄い法力を持っていたと思います。

一生かかっても足元にも及ばないでしょう😓


しかし、こんなことを時々仰っておられました。


「人にはそれぞれの道がある。

得手不得手もある。

自分自身の道を探せ。

それが人生だ。」

と。


自分の道を探す。

これも人生という旅の目的の一つだと思います。


合掌




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