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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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「お彼岸・ご供養」受付中
9月13日ブログ参照


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密教の命綱

「年末先祖供養」 受付中

12月5日ブログ参照

風邪・インフルエンザ等の 「季病封じ祈願」  受付中

11月27日ブログ参照


昨日、ご相談いただきましたので書いておきます。

伝授を受けた次第(三憲)を普段修している流(中院)で拝んでもいいのか。


通常は伝授をいただいた大阿さまにお聞きするのが一番良いか思います。

その方が仰るには編集者の方が良いと言ったのですが大丈夫でしょうかと言う。

それはその通りです。

阿闍梨でもない編集者の方の言うことなど何の当てにもなりません。


基本、正しく伝授を受けているのであれば、自分で拝む分には問題ありません。

只、自分が次に伝える際には中院流としては授けられません。

抜き伝授いただきました流で伝えなければいけない。

受けられた次第が双方の聖教にある場合、全く同じとは限りません。

各流の口訣も異なります。

また、自流の聖教にない次第の場合、その流れを伝える必要があります。


阿闍梨が意識し、こうしたことをしっかりと守っていかないと法流の乱れが生じます。

学んだ法は修することは勿論のこと、次へ伝えることも阿闍梨の義務。

伝える際には器の素質を見極め、正しく伝える。

先の法が乱れたり、間違った使い方をされれば全ては自身の越三昧耶となります。


本来なら伝授は師子相伝。

長い時間をかけて基礎を学んだ上で必要に応じ、また修行の段階を得て様々な法を授かります。


今時はお金があれば法も買える時代。

逆にお金がなければ学べない。

何だか悲しいですね😢


阿闍梨の自覚がこれから先の密教の命綱。


私ごときが心配することではないのですが😅


合掌


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