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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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知多四国八十八ヶ所巡礼修行 番外

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1月2日ブログ参照


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1月5日ブログ参照


知多四国八十八ヶ所巡礼修行 番外


知多四国八十八ヶ所霊場の開創について書いておきます。


この霊場を開創したのは、知多市妙楽寺十三世

「亮山阿闍梨」 。

と二人の行者。

「岡戸半蔵」 「武田安兵衛」


始まりは814年。

お大師さまの諸国行脚の途中、三河から舟路で知多半島の大井聖崎へ御上陸され、同地医王寺と山海岩屋寺に御留錫、護摩修行された後、野間へ出て陸路西岸を北上して伊勢路に向かわれた事に由来します。


この地に霊場が開かれたのは文化6年(1809)3月17日。

亮山阿闍梨がお大師さまの夢のお告げにより開創を発願いたしました。

夢告には、

「この知多の地は、わが宿縁の地である。

よってここに八十八ヶ所の霊場を開き、有縁の衆生を済度するがよい。

亮山を助けるため、二人の行者を遣わすから、三人が力を協せ、信心の篤いこの地の人びとの援助を得て、この大業を成し遂げるように」

とあり、枕元には四国のお土砂が盛られていたといいます。


亮山阿闍梨は直ちに本四国霊場に出立し、三度の巡礼を重ね、その間にお告げの通り岡戸半蔵行者と武田安兵衛行者という二人の同志を得て、開創の大業に着手。

岡戸半蔵行者は阿久比出身で壮年に妻子を失い、行者となって亮山阿闍梨に共鳴、私財を投げうって尽力しました。

武田安兵衛行者は讃岐国出身で諸国巡拝の旅で知多を訪れ、地形が四国に似ていることに感激し、四国霊場のお土砂を奉持し亮山阿闍梨への協力を誓いました。

多くの寺院、村人の援助を受け、各札所へ大師御尊像の奉安を終えたのが文政7年(1824)3月、発願から実に16年の歳月を要しました。


札所になった寺院では様々な霊験があります。


私の読みずらい文面より、知多四国霊場会公式サイトに分かりやすい漫画がありますのでご参考ください😊


今回は車で巡礼させていただきました。

日々、自坊へ帰山してましたので最後のお礼参りを含めまして走行距離は約500km。

歩き遍路では、知多半島の付け根から東海岸を南下、篠島、日間賀島を経て西海岸を北上する巡路で194km。

一週間程の巡礼だと聞いております。


こうして文面で書いてしまえば簡単ですが、この苦労は計り知れなかったと思います。

「他宗の開祖を祀る」

とんでもない偉業です。


この僧としての道に感銘し、足取りを辿らせていただきました。

時代は違うといえども少しでも歩み寄った生き方ができればと思います。


衆生に佛縁を。


お大師さまの想いと共に歩みます。


合掌


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