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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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3月13日ブログ参照


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天部尊での法施と散念誦

十二年の初め、大福徳円満・大開運 「三之甲子三面大黒天護摩祈祷」  受付中

3月29日ブログ参照


開運厄徐祈願 星供養のお知らせ(当年星供)

2月17日ブログ参照


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荼枳尼天供二日目。


天部尊の行法は諸尊の行法に比べ、所作は少ない。

その分、修法は安易ではありません。

諸尊法をよくよく重ねた上で進むべきだと観じます。


所作は少ないですが、修法時間が短い訳ではありません。

天部尊の修法は、散念誦における真言念誦や法施は大切な供養です。

近年の次第の法施には、心経三巻とよく示していますが、古次第ではもっと明細に示しているものを多くみかけます。


私は心経に加へ、尊勝陀羅尼や金剛波羅蜜経、本尊所縁の経を唱えます。

尊勝陀羅尼はできれば二十一反、少なくても七反は唱えたいのが本音。

天部尊によっては、唱える経や陀羅尼が聖教の口訣によって指定されている次第もあります。


法施とは何か。

天部尊が最も求めていること。

法施も含め、このことをよく知って修法することが大切です。

俗説に惑わされることなく、金剛薩埵としての教令。

このことを忘れると障碍の元となります。


東密における散念誦は随意です。

しかし、天部尊の修法で散念誦を簡単に済ませるというのはどうかと思います。


天部尊での法施と散念誦。

いつも以上に大切にするべき部分かと思います。


合掌


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