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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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孔雀経法の準備3

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6月1日ブログ参照


孔雀の尾。


20200609111030993.jpeg


これは孔雀経法の壇荘厳に必要です。

昨年、マレーシアで兄弟弟子にいただきました😊

感謝です🙇‍♂️


行者それぞれの思いがありますのであくまでも私的な思いですが、孔雀経法を修法するのに最低限、必要な物の一つかと私は考えます。

孔雀の尾は、本尊の三昧耶形。

ここに観じる

「秘観」

があります。

壇荘厳の一説に、中瓶を使わないのは、この 「秘観」 の深さを観じれば分かります。


大壇の観念について

目の前に祀る本尊孔雀明王を大曼荼羅。

瓶に立てた孔雀の尾は三昧耶曼荼羅。

壇上に供える孔雀経は法曼荼羅。

行者は羯磨曼荼羅。

この四曼荼羅が不離なる義を表しています。


ここのことから

本尊の像、または佛画、孔雀の尾、壇上に供える孔雀経は最低限、孔雀経法を修するに必要かと思います。

昨日、ある方から曼荼羅は必要かと聞かれましたが、口訣に孔雀単身を用いるとありますので必ず必要ではありません。

只、あればより道場観を観じることができますのであるに越した事はないと思います。

また、曼荼羅を知らず道場の観を建立するのは相当卓越していなければかと思いますので、その姿を学ぶことは必要です。

一説には大法の際、曼荼羅は灌頂の時のように、壇に敷くとも学んでおります。


孔雀経曼荼羅。

口訣に単身を祀るとありますが、欲しいのは本音です😅

書いていただける宛てはあっても、先立つものが😓


私の精一杯、できる範囲で準備をさせていただきたいと思います。


合掌


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