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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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「春の彼岸・先祖供養」受付中
3月13日ブログ参照


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天部は金気の音を嫌う

「冥府への祈祷 ・ 閻魔天供」 受付中

10月12日ブログ参照


置戒尺。


20211020104010dd7.jpeg


先日、九州の法友、大先輩からいただきました。

早速、閻魔天供に使わせていただいております🙇‍♂️


置戒尺は、普段はあまり使いません。

常の打ち鳴らしは、磬台です。


20211020103927cae.jpeg


以前は、本尊さまの御前は大壇でなく、護摩壇だった為、その名残りで右側にも脇机があり、その上に磬台を置いていますが、本来は右脇机はなく、磬台のみです。

只、大法などの時は例外となり、右側にも脇机を置く法会もあります。


2021102010401020e.jpeg


略には、リン等を使う事もあります。


天部は金気の音を嫌います。

故に天部の修法では、通常の打ち鳴らしを使わず、上で書きました置戒尺を使う事があります。

本尊等の高貴な天部は良しとしても、その眷属は嫌がる。

そういった隅々までの眷属への配慮。

何度も書きますが、こいった隅々までの配慮が効験を得る最大の秘訣です。


よって今回の閻魔天供では、供養する全ての眷属へ配慮し、置戒尺を修法に使っています。


置戒尺は、戒を授かる授戒に使います。

得度や授戒を経てる方は、戒師さまが打つ大きな音を覚えてないでしょうか。


こういった配慮しての修法では、観じる事も多々変わります。


合掌


人の定めから必要ないものを消し、得たいものを足す 「冥府への祈祷 ・ 閻魔天供」 受付中

10月12日ブログ参照




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