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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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4月1日ブログ参照


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神明法楽

歳の深縁 「毘沙門天・吉祥天祈祷」  受付中

1月15日ブログ参照


毎月1日は鎮守供。


202203030005504e5.jpeg


鎮守社を掃除し、供物を整えお参りです。

神殿では、祝詞をあげて両部神道の作法にて加持。

後、壇にて神明法楽に心経法を修法です。


20220303001150db5.jpeg


神明が求めるもの。

それは解脱です。

天部尊の修法で散念誦に必ず法施を行うのはこの為。

ただ単に陀羅尼や経文を読むのでなく、意味を知り悟りへ導くのが真意です。


行者は唱える真言や経文の意味を深く知る事が必要。

人に本を読み聞かせる時、意味を理解し読んでる方と、ただ単に読んでる方では、相手に伝わるものが大きく異なるのと一緒です。


修法も同じ。

お招きする神佛の事は勿論の事、修法一つ一つの所作が何を意味しているのか。

それを知らなければ、只のままごと。

印を結び、真言を唱え、所作をするだけであれば、小学生でも出来ます。

行法の効験はそんなに簡単には出ません。


日々学び、日々修法する。

この積み重ねが効験へと繋がっていく。


それを背中で見て育った気がします。

口ではなく、結果で示す。

最初の師僧はそんな行者でした。


今になってやっと分かって来たような気がします。


合掌




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