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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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4月1日ブログ参照


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六字経法 ・ 六字経調伏護摩供

毎月6日は六字さまのご縁日。

20220606102538b7d.jpeg

六字経法 ・ 六字経調伏護摩供を厳修。


六字経法の本尊は、聖教により異なります。

当院で修していますのは、黒六字尊。

六字明王を本尊に修しています。

黒六字とは六字明王の異名。


この法は古来より各流とも大師御伝の法として相伝しています。

六字とは、文殊のように真言の字数によって称するのではなく、観音の六道能化の功能を六観音に表し、これを六字と称します。

六観音を六字と称し、その功能を統摂する正観音を六字と称することも。

この時の六字の所変、忿怒形を黒六字、また六字明王、六字天などと称します。


印融表白に

「怨敵調伏の秘法 ・ 呪詛対治の妙行なり」

とあり、本儀より天龍夜叉羅刹等いかなる者の悪呪詛であっても、この六字の法により悉くみな呪詛を滅すると説きます。


また六字の法は、これから顕れる怨敵、怨家を未然に伏す力もある。


六字の護摩供は普段と少々異なります。

天狐 ・ 人狐 ・ 地狐 の三類形を三重の土器に準備しておき、焼き云々といった作法等があります。

この際に怨敵を劫火よって焼き尽くす作法なども。


六字経法、また護摩供には、他の法と違った多様の口訣があります。


下礼盤後の御法楽には、佛説六字神咒王経を読誦。

この佛説六字神咒王経は、行法中の散念誦でも唱えます。


黒六字尊は昨日の随求菩薩同様に私の念持佛の一尊。

念持佛とお寺の黒六字尊との二尊をお祀りさせていただいております。


合掌


歳の深縁 「毘沙門天・吉祥天祈祷」  受付中

1月15日ブログ参照



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