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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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寺報掲示板

「春の彼岸・先祖供養」受付中
3月13日ブログ参照


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壇上の穢れ

「新春・大財宝招来祈祷」受付中

1月1日ブログ参照


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浴油供二十一座を結願し、一旦壇上を綺麗にします。

また直に拝みますが区切りは大切な事。

202302081019594e4.jpeg

壇上は神佛を御招きします大事な処。

常に綺麗にしておくのは当然の事ですが、それは目に見える汚れだけではありません。

目に観えない汚れ。

穢れにも気を配ります。


修法時以外に火舎の蓋をしておくのもその一つ。

修法時、蓋をしておく流もあります。


我々行者の一日の始まりは、鎮守参りから始まります。

その際には必ず修祓をし、穢れを祓い清めます。

それから一座目の修法。

修法が終われば礼盤下でお経、真言をお唱えしご法楽です。


行者の一日はこれの繰り返し。

合間に掃除や準備、雑務がありますが、基本行法が第一です。

睡眠や食事は二の次。


僧侶は出世間にいます。

世間の常識は関係ありません。

仕事ではありませんので、何時に始まり何時に終わるという事もありません。

得度時、出家する際に戒師さまより問われ、守ると誓って出家しているはず。

神佛との契約です。


この他、日々の行法やお勤めに加え、日に三度、諸星へのご法楽も欠かさずしていますが、その際にも朝一番の時には修祓をいたします。

今時ですと修祓を行う、祝詞を唱えるのは神道のように思う方も居られますが、行者にとっては嗜みの一つ。

できて当たり前の事。


神と佛の双方を拝めるのが阿闍梨です。


合掌


人の定めから必要ないものを消し、得たいものを足す
「冥府への祈祷 ・ 閻魔天供」 受付中


8月22日ブログ参照




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