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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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「お彼岸・ご供養」受付中
9月13日ブログ参照


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行法に供える供物の規則

大福徳円満・大開運「五之甲子三面大黒天護摩祈祷」受付中

8月24日ブログ参照

「三面大黒天秘法・一時千座法」 受付中

8月25日ブログ参照


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今日は佛供作り。

2023083122282905f.jpeg

これは小佛供用に炊いたものです。


佛供には、様々な種類がありますが、今日作るのは小佛供と呼ばれるもの。

今時は洗米を一座の行法に用いる事が当たり前の様になっていますが、本来は大小の二つの佛供。

それに木、田の菓子に汁の小豆。

灌頂には色を付けた佛供を用意しますが、基本、御修法、太元帥法などの大法には大佛供八杯、小佛供八杯、木田汁を大壇四面に供ます。

普段の行法も丁寧にはこれに準じる。


行法の基本中の基本ですが、後夜、日中、初夜により供物は異なります。

後夜には粥。

日中には大小佛供に木田汁。

初夜には供物なし。


こういったお供えの事は、聖天供や水天供にはよく口訣されていますが、これはこれらの行法が特別なのではなく、不動法でも薬師法でも観音法でも、どの行法にも同じです。

もし、一座のみの修法であれば、どの座に限らず日中の荘厳を用いる。


行者であれば日に三座、後夜、日中、初夜と行法するのは当たり前のことです。

その際の供物は、同じではありません。


私自身、洗米も用いますがこれはあくまでも略儀。

そのことを知るのと知らないのでは大きく真意が異なります。


荘厳は行者の心の姿。

供物もその一つです。


合掌


人の定めから必要ないものを消し、得たいものを足す
「冥府への祈祷 ・ 閻魔天供」 受付中


8月22日ブログ参照




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