旅の密教僧

「精霊大供養会」 受付中

近日ブログ参照


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一七ヶ日・二十一座　「三面大黒天供結願」



納甲子より開白しました三面大黒天供、一昨日結願いたしました。

三面大黒天法を修し、護摩供、一時千座法が一座の流れ。

・　三面大黒天法　二十一座

・　三面大黒天増益護摩供　二十一座

・　一時千座法　二十一座

皆さまのご祈願をいただいての縁日に、一座のみ修すような事はありません。

自行なら縁日に一座でも良いかと思います。

他行となればそうはいきません。


この他、個々にいただいていますご祈願もありますので中々の一週間でした😅

良い修行をさせていただき感謝です。


大黒天の修法は多々あります。

槌と袋を持す大黒天。

これが一般的な大黒天のお姿かと思います。


辯才天と毘沙門天との合体となった三面大黒天。

これは伝教大師御感得の大黒天です。


胎蔵曼荼羅、最外院に居する忿怒の三面大黒天。

外金剛部院の北側に属します。

この外金剛部院の北側には、毘沙門天や歓喜天、難陀龍王なども居す。

この三面大黒天は破壊を司り、梵名をマハーカーラ。

このカーラには黒の他、時間という意味もあり、時間は人にとって生死を司るもの。

よって死神とも考えられています。


大黒天はそれぞれのお姿によって各修法があります。

護摩供もそれぞれにあり、各尊に何種かの護摩供が伝わります。


それぞれの尊像と法。

願意に相応の尊像と法を選出するのは行者の役目です。


合掌


人の定めから必要ないものを消し、得たいものを足す
「冥府への祈祷 ・ 閻魔天供」　受付中

８月２２日ブログ参照




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