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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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歩きながらの修法

密教の修法は三密が成就することで真の加持力を発揮します。

荘厳、様々な法器があり、印、真言、行者の観想によって三密が成就いたします。

普段、自坊やお寺に居るときであれば壇上に一面器を荘厳し、登壇して修法しますが、外に出かけている際には、これらをすべて「観想」で補います。

「歩きながら修法した」という話を先師さま達が残してくれています。

修法次第はあくまでも「暗記」お経は「読経」字の如く見て読むと習っております。

登壇して修法する際、お次第は手元に置いておりますが、そのほとんどの内容は暗記し、覚えております。

あくまでも確認のため、手元に置き、お次第を開いております。

本尊さまやよく修法する神仏であれば、よくよく覚えております。

お次第さえ覚えておけば何処に居ても観想で修法することができます。

出先で時間があるとき、歩きながら、どこでも修法できます。

これを実践してみると、観想を深くすることができ、その観想を実感することができます。

この経験が実際、壇に上がり修法する際にとても生きてきます。

だからと言ってすべての拝みを観想で済ますようなことではいけません。

あくまでも出先といった条件で、基本は壇上を荘厳し、如法に修法することが前提です。

基本ができている行者だからこそ、こういった応用でも効験を出すことができます。

如法に修法を重ねて、どこでも効験がでる加持祈祷ができるよう精進し、法力を備えたいと思います。合掌


インスタ http://instagram.com/renryuin/