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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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桜が咲き始めました。

近所の桜も三日前まで咲いていなかったのが今日は八分咲き。

桜の輝きは一瞬です。

この一瞬は人の人生を物語っているようです。

仁王さまや狛犬の阿吽も同じ意味ですが、人の人生は一瞬だということを表現するのに桜をよく用います。

この桜が咲く時期、大壇の瓶華に桜を供え、一面器にも桜を供えます。

本儀には瓶華の華は季節のものを供えます。

一面器も同様、本来は華を供えるのが本儀、次に紙で作る華、その次に樒です。

本儀を知った上での方便であれば良いのですが、方便を本儀としてしまうことは密教では大変な罪となります。

少し話が逸れていきましたが「桜」に戻ります。

「桜」は「蔵王大権現さま」の御神木です。

大壇に「桜」を供え「蔵王大権現さま」を拝む「蔵王大権現法」を修法いたします。

吉野の桜は時期的にもう少し後ですが、大壇に多くの桜を供え「蔵王大権現法」を修法ということは、吉野の山に満開の桜を感じ、役行者さまがご感得された時「蔵王大権現さま」が出現した時を感じることができます。

「蔵王大権現法」に儀軌はありません。

本来、儀軌のないものを修法することは密教では許されません。

しかし、「蔵王大権現法」は「大師法」と同様、先師さまたちが大切にし、拝んできたものです。

こういった次第をどう捉えるか、これは阿闍梨の考え方次第です。

「蔵王大権現法」も「大師法」も、多くの口決が残されています。

昨日今日に誰かが考えたものではありません。

それなりの伝えがあります。

私自身は、常に密教に忠実に、儀軌を大切にしています。

自分勝手に次第を作るようなことはなく、聖教通りにあくまでも「整える」こと以外はいたしません。

人一倍、口うるさく密教に忠実です。

だからこそ、先師さまたちがどのような気持ちで残されたか理解しているつもりです。

理解しているからこそ「蔵王大権現法」も「大師法」も修法いたします。

間違った見解をせず、先師さまたちが残してくれた法を大切にしたいと思います。合掌


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