FC2ブログ

プロフィール

桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

最新コメント

カレンダー

02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

寺報掲示板

「春の彼岸・先祖供養」受付中
3月13日ブログ参照


各種申込
メールアドレス support@renryuin.jp ← クリック
- コメント

先日ブログに書きました「笈」です。


fc2blog_20170420234318853.jpg


師匠のお寺で写真撮らせていただきました。

「笈」とネットで検索しますとこのように出てきます。

「笈は修行するときに、仏像をはじめとして、お香やお供物、経文、お札など、修行に必要なものを納め背負う箱です。修験にはかかせない法具です。」

峯中に入り、神仏を感じるところでいつでも修法することができる。

山に入り修行していますと時折、拝みたくなるところがあります。

そんな時「笈」があれば直ぐに修法することができます。

一人で峯中修行の際にはよく坐禅をし、観想により神仏を礼拝し、感じます。

枝などを集め護摩を修する時もあります。

これが本来の「柴燈護摩」です。

瀧をみつければ辯天さま、水神さま、龍神さまを感じ、瀧と一体になります。

自然の中に多くの神仏を感じ、一体となる。

これが「一は全、全は一」の真理、曼荼羅、宇宙の真理であり、密教の真髄です。

お堂の中で深々と拝むことも大切ですが、自然に身を置くことも密教にとっては大事なことです。

一つのことに囚われず、視野を広く、多種多彩な経験が心を育て、密教を完成させていきます。合掌


インスタ http://instagram.com/renryuin/