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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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辨事明王

辨事明王とは密教大辞典曰く、「奉仕者僕使となりて事務を辨ずる明王を云う〜中略〜大日経疏五に不動明王を明すに云々」とあります。

経典や曼荼羅各位、金胎により各辨事明王を説きますが、智積院では何尊の前にても理趣法、不動法修する事を教えると新義の方から教えていただいた事があります。

理趣法は安易にわかります。

不動法の場合、お寺の歴史等からも様々な事が想像できますが、辨事明王として如何なる神仏のご供養もしていただけるという事が一つ考えられます。

また辨事明王は一座行法の結界尊でもあります。

金剛界であれば降三世、胎蔵界であれば不動。

三部であれば佛部に不動、蓮華部に馬頭、金剛部に軍荼利。

こんな事もあり、昔は如何なる時でも神仏を目の前にし修法し拝めますよう、常に不動法次第を持ち歩いておりました。

私の場合は自坊の本尊さまでもある事からありがたく今では暗記してしまっておりますので持ち歩くことは少ないです。

お次第は佛さまそのものですので修行の守護としてお次第を持ち歩くことは多々あります。

自坊に何かあった時にはお次第だけは必ず持って出る、これは先に言いました佛さまそのものであり、お次第さえあればどこでも拝める、やり直せるからと師匠から学んでおります。

今は色々なことを学び、持ち歩くお次第は変わっております。

このお話はまた機会があればお話したいと思います。合掌


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