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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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あいさつ

今年は小学校のPTA会長を務めさせていただいており、活動の一環で朝の挨拶運動でした。

地域のゆるキャラも一緒に参加していただき、朝から気持ちの良い挨拶ができました。


おけわんこ

おけわんこ


親しき中にも礼儀ありという言葉がありますが、どんな間柄でも挨拶は必ず必要です。

これは仏様、神様にも、さらには施餓鬼の際の餓鬼さんにも礼儀を尽くし、誠実に接する、供養することが大切と考えます。

天魔外道皆仏性 四魔三障成道来 魔界仏界同如理 一相平等無差別

(てんまげどうかいぶっしょう しまさんしょうじょうどうらい まかいぶつかいどうにょり いっそうびょうどうむしゃべつ)

以上のような文言が大般涅槃経の経中、天魔偈にあります。

この意味は簡単に説明しますと「全てのものは皆仏性を有し平等である」といった内容です。

我々はつい見た目の姿に惑わされ、偏見の目で見てしまい、差別をしてしまうことがあります。行者はそんなことの無いように心の目で真実を見極めなければなりません。

全ては平等に接することで真実は現れます。

これは屋祓いなどで「見えないもの」と接する際には必ず必要となってきます。


子供と大人、神仏と魔、偏見を持つことなく、全てに対し平等である心に触れることができた、今日の朝はそんなことを感じさせてくれる活動でした。合掌