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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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金剛薩埵として教令

毎月22日は当院の鎮守、荼枳尼天さまのご縁日。

ひっそりと 「荼枳尼天法」 を修法し、感謝を伝えます。

寺の鎮守とは、正しき佛法の興隆、そしてお寺を支える大事な存在です。

時代の背景で失ってしまった寺院もありますが、基本、密教寺院には必ず鎮守さまをお祀りいたしております。

鎮守さまをお祀りし、その後、本尊さまを迎えます。

そんな大切な鎮守さまをご供養するご縁日が当院では本日、22日です。

何度もブログに書いています通り、当院の鎮守さまは、豊川さんです。

東密では、荼枳尼天についての曰くがありますが、実際、胎蔵法や閻魔法次第にその印明は出てきます。

何より、鎮守として祀っています諸神として最も多く、稲荷として祀っていても、とくに密教寺院ではその姿は荼枳尼天の事が多いのも事実です。

これだけ多くの寺院で祀られているのにも拘わらず、拝むことに曰くがあるのは何故でしょうか?

顕教の僧侶や一般人では仕方がありません。

天部尊を金剛薩埵として教令する立場で行法する阿闍梨としては情けない話です。

決して天部尊の修法を甘くみている訳ではありません。

天部尊の性質をしっかりと理解した上で誠実に接する事が必要です。

そして 「如法」 に修法する。

天部尊を拝むには様々な心得を必要としますが、この心得を習得していてこそ阿闍梨ではないでしょうか❓

正しく天部尊を拝む事を伝えていけたらと思います。合掌


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