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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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車体と不動、一体

皆さんは、新しく車を購入された際、お祓いはされますか❓

新車にしても、中古車にしても、またご縁でいただきました車にしても、多くの方が交通事故や故障、盗難、トラブルなく、カーライフが過ごせるようお祓い、ご祈願をされる方は少なくないように感じます。


「究極の車のお祓い」

「お車加持」


それは、車体と不動、一体となり、お加持をする事です。


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その為には、当然ではありますが、一台一台、丁寧にする必要があります。

何台も、まして何十台もの車を同時にお加持、お祓いすれば、その力はその数だけ分散いたします。

また、読経や祝詞のみ、錫杖や鈴でのお加持といった作法では、やはり力不足なのは否めません💧

それでは、どうすればいいのか❓

密教僧であれば当然の事ですが 「行法」 する事です。

車の場合、車の中で 「行法」 する事が、一番のお加持となり、究極のお祓いとなります。

まさに、車体と不動、一体となり、これ以上のお祓い、お加持はありません。

車の中での 「行法」 が難しければ、やはり、車両の目の前に一面器を荘厳し 「行法」 する事で、車体と不動、一体となれます。

堂内の壇上に於いての 「行法」 でも、車体と不動、一体とはなれますが、車の場合、物理的な事柄、また中古車であれば、前所有者さんの想い、新車であっても、組み立て段階の作業されています方々の想いなど、様々な目に見えない物を取り除くには、直接のお加持ができることに越した事はありません。

ご遠方の方のご依頼でする事もありますが、その際にはお写真を送っていただき、丁重なお車加持をいたしております。

ご希望の方には、出張でもいたしております。


以前、ブログに書いた事がありますが、車も人も同じです。

先にある 「厄災」 は、そんな簡単に取り除くことはできません。

少し拝んで除けるのであれば、それに越したことはありませんが、普通に考えてもそうはいかないことに気づくかと思います。


月に何台かご依頼をいただく、お車のお祓い。

密教の法を正しく、如法に修法し、お車のお加持を勤めたいと思います。合掌


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