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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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「お彼岸・ご供養」受付中
9月13日ブログ参照


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彼岸の心得

本日、光明真言法十四座を無事、結願いたしました。

皆さまからいただいておりますご供養、丁重にいたしました事、ご報告いたします。


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お彼岸は先祖に手を合わせ感謝し、供養する他、日々の生活で 「六波羅蜜」 を実践できているかどうか見つめ直す期間でもあります。

「六波羅蜜」 とは、人生において大切な6つの事です。

彼岸入りから 「六波羅蜜」 を意識して徳目を1つずつ実践していきます。

6つの徳目

「布施、持戒、精進、忍辱、禅定、智慧」

を、実践していきます。


「六波羅蜜(ろくはらみつ)」

1.布施 ふせ 「人に施しを与えること」

自我を捨て他人に尽くす事

2.持戒 じかい 「戒律を守り、省みること」

人として悪い事をしない

3.精進 しょうじん 「つねに努力すること」

どんな事も一生懸命やる

4.忍辱 にんにく 「苦しくても耐えること」

人が嫌がる事を進んでする

5.禅定 ぜんじょう 「心を落ち着かせること、安定させた状態で自己反省すること」

自分を見つめ直し、至らない部分を見つけ、反省する

6.智慧 ちえ 「正しく判断力をもち、ものごとの真実を見る目をもつこと」

自分がしている事が本当に正しいか、真実の目を持って見極める


以上の6つの徳目 「六波羅蜜」 を実践することで、浄土に到達できます。

日頃から、この徳目の実践を心がけていくことが大切なことですが、次のお彼岸には、とくに意識して実践してみてください。

そうすることで、彼岸の世界に進むことができるとお釈迦さまが言われています。

彼岸の中日はお参りとし、前後の3日間で1日1つ、徳目を実践してみてください。


次の彼岸の心得として覚えておいていただけましたら幸いです。合掌


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