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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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作壇・破壇

この時期、大掃除で壇を一旦動かすことがあります。

その際には、必ず 「破壇」 しなければいけません。

掃除が終わり、壇荘厳を元に戻した直後の登壇では 「作壇」 をする必要があります。

この 「作壇」 「破壇」 は、密教僧としては日常茶飯事、暗記していて当たり前の作法です。

壇を動かしたりする時以外いつ使うのか❓

他行、人のご祈願をする際には通常日数を区切って修法します。

一七日、三七日等、日切をする際の開白の座では、登壇後直ぐに 「作壇」 の作法をいたします。

結願の座には、下礼盤前に 「破壇」 の作法をし、下礼盤いたします。

「作壇」 「破壇」 は、四度加行の不動護摩の時に伝授いただきますが、実際には十八道(十八道の加行は礼拝なので出来ませんが)からの加行、初行、正行(流によって初行はありません)の際、各開白結願でするべきだと思います。

また今時の加行は、行法の作法のみを伝授いただき、ひたすら行法の作法のみを繰り返しますが、正直本音で話せば何のこっちゃって感じです。

とくに金剛界や胎蔵界では、最低限、曼荼羅を学ばせないことには、灌頂に入壇し、阿闍梨になってもその修法はあくまでも形だけのもとなり、何の意味もありません。

自らそこに気づき学ぶ行者は別ですが、果たしてどれだけの阿闍梨がそうしているか❓

かなり疑問を感じます。

何故、今はこのような形の加行となってしまったのか❓

ただ、学ぶ側の時間の都合だけです。

学院などに入れば約1年で阿闍梨を育成しなければなりません。

宗派によっては2年というところもあります。

私自身、まだまだ未熟で人にものを教える立場ではありませんが、少し伝える立場としてのご縁をいただくと、この事を強く感じます。

偉そうなことを言っても私自身がもっと多くを学ばなければいけませんが。

伝える立場になると自分自身の未熟さが引き立って目立ちます。

法を伝えないのは阿闍梨として最大の越法罪です。

伝え方には様々な形があると私は考えます。

私ができる事を考え、実行していく。

来年はそんな事に第一歩踏み出せたらと思います。

合掌


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