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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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星供養 属星供と北斗供

「厄除開運祈願 星供養受付中 3月10日迄」

2月14日ブログ参照

2月14日のブログに、本日追文いたしました😊


昨日の続き、 「属星供」 と 「北斗供」 の違い。

「属星供」 とは

「当年星」 であります

日曜星、月曜星、火曜星、水曜星、木曜星、金曜星、土曜星、羅喉星、計都星の 「九曜星」 を個々に供養をする事を 「属星供」 と言います。

「北斗供」 とは

「本命星」 また 「元辰星」 であります 「北斗七星」

貧狼星、巨門星、禄存星、文曲星、廉貞星、武曲星、破軍星を、釈迦金輪の元に展開し、続いて九曜、十二宮、二十八宿を展開、星供養の曼荼羅を創り上げ、曼荼羅全体を供養する法を 「北斗供」 と言います。

近年、大寺院では多くの星供申込者がおられます。

こうなると如法に一人一人の当年星を供養するわけにはいかず、便法として行者の当年星を主体とし、申込者全員の当年星を供養する次第が多く整われてきました。

私自身も何本かこの形で整えた次第を持っています。

今時はこの形での次第を使い傳法されることが多いように感じます。

私も始めは、この形で当年星供を行い、千座修法してみましたが当年星の声は聞こえません。

当然の事ながら、星全体の声は聞こえます。

当年星、一々の声がということです。

違和感を観じるこの形での次第に疑問を持ち、聖教に載る 「属星供」 を整え、実際、修法してみますとやはりしっくりきます。

また、曼荼羅全体を供養するのであれば、態々このような形の次第を使わずと言えども 「北斗供」 を修法すればよい事です。

今時の行者を主体とした多人数の当年星供。

私には傲慢にしか思えません。

多人数の当年星供をするのであれば、申込者をそれぞれの九曜に分け、各々の 「属星供」 をするべきだと考え、当院では星供養をいたしております。

儀軌に多人数の当年星を供養する法はありません。

時代に合わせた便法は必要かと思いますが、あまりに便法が過ぎるのは本来の意味を損なう事になります。

あくまでも 「儀軌」 「聖教」 に背く事なく、如法を心がけ、宗祖弘法大師、お大師さまの教えの元、密教を衆生のために施していきたいと思います。


また、続きは明日に😊


合掌


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