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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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「お彼岸・ご供養」受付中
9月13日ブログ参照


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自分の道

「厄除開運祈願 星供養受付中 3月19日迄」

「春の彼岸 先祖供養受付中 3月23日迄」

2月14日(星供) ・ 3月1日(彼岸)ブログ参照


昨日、どんな段取りで星供をしているのか、聞かれたので少し書いておきます。

まずは、星供曼荼羅を開眼。

この時は北斗供を修法いたします。

その後、各属星を九座、属星供を修法し、供養いたします。

各属星の供養を終えましたら次は各本命星を九座ずつ供養いたします。

この時点で属星供、九曜×九座=八十一座。

本命星供、北斗七星×九座=六十三座。

百四十四座の星供を行います。

それからお申込いただきました順に皆さまの当年星をご供養いたします。

9人の方のお申し込みがあり、9人全員の当年星がバラバラであれば、それぞれの属星を個々に修法いたします。

9人の内訳が3、3、3であれば同じ当年星は、同属星は一緒に修法いたします。

受付期間中はこれの繰り返しですので、基本、毎日何座かはいただいた当年星を属星供にてご供養いたします。

この間、北斗供や北斗護摩も加えて星供曼荼羅を定期的に隈なく供養いたします。

そんな感じで、皆さまのご供養が終わりましたら星供曼荼羅の御魂抜きを行い、終了となります。

只、当院では毎月星供を行なっております。

また、厄祓いには必ず個々に当年星供を行なっておりますので、年中、星供は修法しています。

星供の際、曼荼羅は荘厳するに越したことはありません。

この時期以外の星供では種字曼荼羅を荘厳し、修法いたします。

しかし、曼荼羅の荘厳がなくても、いつでも曼荼羅を目の前に出現させられるほどに星供を積み重ねておりますので、その荘厳がなくとも通常と変わりない星供をする事ができます。

本来はこれぐらいが当たり前だと思います。

曼荼羅は平面に描かれていますが、実際には立体です。

これを道場観によって創り出すには、最低、曼荼羅が頭の中に描けなければなりません。

頭が良いとか悪いとかは関係ありません。

昨日、話しました通り、これは行法を繰り返し、積み重ねていく事で到達できると考えます。

私の場合、加えて普段から種字と尊名を記したものを目の届くところに置き、時間があれば眺めております😊

後は星供の修法の前に、必ず、当年星を含め、他の五星についても曼荼羅の何処に記されるかを確認してから登壇いたします。

初めの頃は修法の際、手元に種字、尊名を記したものを置いておりました。

自分自身にあった方法を見つけ出し、努力することも大切かと思います。

「十人十色」

十人いれば十色の色が出ます。

皆さまが自分にあった道を見つけ、進んでいけますことを心より祈ります。

合掌


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