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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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古い時代の佛さまが教えてくれたこと

今日は早朝から奈良へ🚗

先日、鎮宅しました処へ本尊、千手観音さまの遷宮のお手伝いです。

この千手観音さまは何と室町時代の作。

今から約五百年は前に作られた佛さまです。

その繊細さは現代において不可能な素晴らしい作りです。

「千手千眼」

千の手を略すことなく、違和感なく表現し、その一つ一つの手に佛の眼が施されています。

まさしく 「千眼」 。

そしてその 「眼」 は様々な姿をしております。

合掌した手の眼は腕に施され、このような素晴らしい佛さまとまじかで触れ合い、手に触れることができたご縁に心から感謝です。

古い佛さまには 「佛の心」 を観ることができます。

時間に限りなく、一切の損得なしに、作られた佛さまの心には、全く曇りがありません。

その姿を眼の前にすると、いつまでも座っていられる。

現代では、環境がそんな佛さまを作らせてくれません。

日本の歴史で最も大きな汚点 「廃仏毀釈」 がなければもっと多くのこういった佛さまと出会うことができたのかもしれません。

しかし、裏を返せば日本に正しく佛教を伝える僧の少なさから佛さまが自ら去っていったのかもしれません。

現に今の日本に正しい佛教を伝える僧、お寺がどれだけあるでしょうか。

お葬式や法事がなくなるとやっていけないお寺は佛教には必要ありません。

佛教とは、葬式や法事をすることではありません。

佛教 = 葬儀、法事

多くの日本人がこのイメージを抱くかと思います。

間違った法を正すには、一度無に帰さねばならない、そこまで日本の佛教は来ているのかもしれません。

そうならないために、一人でも多くの僧が正しく祈ることが必要です。

今日は、古い佛さまとの触れ合いでそんなことを強く感じました。

原点、釈迦の教えに帰り、正しい佛教をより多くのご縁ある方々へ伝えていくことができるよう、勤めていきたいと改めて心に刻むことができた、ありがたい一日に感謝です。

合掌


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