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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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お大師さま

本日21日は真言宗、宗祖でありますお大師さまのご縁日。

お大師さまは弘法さまなど地域によって様々な呼び名で親しまれ、宗派の壁を越えて多くの方に信仰されています。

その証の一つ、お遍路は宗派、宗教に関係なく、皆様が様々な思いを抱き、お大師さまの足取りを辿っています。

まさに宗教とは、壁隔てなく、手と手を取り合い、助け合い、お互いが切磋琢磨し精進し、少しでも多くの人の力になっていくことだと考えます。

戦争のきっかけは、その殆どは残念ながら宗教です。

お釈迦さまもイエスさまきっとそんな状況を見たら嘆き悲しむでしょう。

お大師さまはそんな壁を越え体現しております。

密教僧、阿闍梨としてお大師さまと向き合うのではなく、お大師さまと一緒に歩み、正き祈りを実現するため、日々、密教を実践していこう、そう心改めさせられるのが毎月21日です。


毎月21日は密教に出会い、法を受けることができたことに感謝の気持ちを込め「弘法大師法」を修法いたします。

受けた恩に対して感謝の気持ちをもって報いることを「報恩謝徳」と言います。

密教では儀軌にないもの、聖教にないものを次第にする、ましてそれを修法することは最大の罪、越三昧耶になります。

「弘法大師法」に儀軌はありません。

しかし歴史の中で、諸阿闍梨さま達がお大師さまに報恩謝徳の意を表し整えられた「弘法大師法」が現在多く存在いたします。

この多くのお次第は儀軌にないとは言いながら、密教の法則に従い、それぞれの阿闍梨さまが整え、今に残るものです。

私はこの阿闍梨さま達のお気持ちに従い、師から「弘法大師法」を相承し、修法しております。

この「弘法大師法」には多くの阿闍梨さまが色々な考えをお持ちです。

先に述べましたように儀軌にないものを修法してはいけない、どうしてもと言うのであれば本地供であります弥勒法を修法するべき、またお大師さまの持念仏であったと言われます如意輪観音法を修法するべきと言うお声もあります。

「お大師さま=如意宝珠」このことから如意宝珠法を修法することもあります。

お大師さまのご真言についても異論が多く存在いたします。

多くの阿闍梨さまが言われる様々なお言葉、どれも正しいかと思います。

そういった中、私は純粋にお大師さまを拝みたいと思う気持ちから師伝を受け「弘法大師法」を修法しております。

全てのことに「感謝」の気持ちを持ち、それに報いれますよう生きていきたいと思います。合掌