密教は儀軌が全て、それ以上もなければそれ以下もない。
一流を相伝する傳燈大阿闍梨であれば、儀軌が手元にあって当然です。
大蔵経の一部、密教部。
ここに密教の儀軌が記されています。
儀軌で修法するのは中々困難かと思いますが、この儀軌を元に各流の聖教が整えられています。
傳燈大阿闍梨は、相伝している流の全てを知らなければいけません。
儀軌は元より、相伝する流の聖教、そしてその口訣、最低これぐらいは手元になければ傳燈大阿闍梨と言い難い。
頭に全てを入れてなくても直ぐに、その流の事に答えられる。
また、各諸尊の次第を整えることができるのが傳燈大阿闍梨です。
口訣類には様々なものがあります。
一流傳授の際に授かる大阿さまの口訣。
真言宗全書や続真言全書。
その他にも多くの口訣が記されている書があります。
只、その流の口訣なら一流を授かって入れば観ることができます。
しかし、真言宗全書や続真言全書などは様々な流の口訣が載っていますので、自分で観られるものを吟味する必要があります。
うっかり受けてないものを観てしまえば法を犯してしまいます。
越法罪です。
越法罪は、三昧耶戒を破ることによって生じる仏教の罪で重罪となる。
三昧耶戒には、四重禁戒がある。
その中に、灌頂を授かってない者に灌頂の大事を明かさない。
非器、器量や資格のない者に聖教や口訣、陀羅尼を授けない。
阿闍梨より許可を得ずに儀軌や聖教、口訣をみてはいけない。
また、印を結んだり、陀羅尼を唱えてはいけない。
梵字を書いてはいけない。
などがあり、これらを 「非法行為」 と言います。
大日経疏には
「越法罪は五逆罪よりも重く、地獄に堕して出期することがない」
と説かれています。
五逆罪とは.....
続きは明日に
合掌
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一流を相伝する傳燈大阿闍梨であれば、儀軌が手元にあって当然です。
大蔵経の一部、密教部。
ここに密教の儀軌が記されています。
儀軌で修法するのは中々困難かと思いますが、この儀軌を元に各流の聖教が整えられています。
傳燈大阿闍梨は、相伝している流の全てを知らなければいけません。
儀軌は元より、相伝する流の聖教、そしてその口訣、最低これぐらいは手元になければ傳燈大阿闍梨と言い難い。
頭に全てを入れてなくても直ぐに、その流の事に答えられる。
また、各諸尊の次第を整えることができるのが傳燈大阿闍梨です。
口訣類には様々なものがあります。
一流傳授の際に授かる大阿さまの口訣。
真言宗全書や続真言全書。
その他にも多くの口訣が記されている書があります。
只、その流の口訣なら一流を授かって入れば観ることができます。
しかし、真言宗全書や続真言全書などは様々な流の口訣が載っていますので、自分で観られるものを吟味する必要があります。
うっかり受けてないものを観てしまえば法を犯してしまいます。
越法罪です。
越法罪は、三昧耶戒を破ることによって生じる仏教の罪で重罪となる。
三昧耶戒には、四重禁戒がある。
その中に、灌頂を授かってない者に灌頂の大事を明かさない。
非器、器量や資格のない者に聖教や口訣、陀羅尼を授けない。
阿闍梨より許可を得ずに儀軌や聖教、口訣をみてはいけない。
また、印を結んだり、陀羅尼を唱えてはいけない。
梵字を書いてはいけない。
などがあり、これらを 「非法行為」 と言います。
大日経疏には
「越法罪は五逆罪よりも重く、地獄に堕して出期することがない」
と説かれています。
五逆罪とは.....
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