先日、4月29日は師匠の八千枚護摩の助法に行ってきました。
密教辞典には
「八千枚護摩供・焼八千枚供とも」と書かれ不動立印軌を典拠とし、不動明王を本尊とした秘法で護摩法。梵網経には、釈尊は因位に娑婆住来すること八千遍と説くから、三宝院流では釈尊・不動を本尊として修する。前行の日数は百日で、十穀を断って菜食であるが、現在は21日間とする。毎日3度常の不動法を修し、慈救咒10万遍を誦し、最後の日に一昼夜断食して結願の座に八千枚の乳木を焼くのは、八識の各々に在する無数の煩悩を断尽する意。
と記されています。
この日は1週間の星供養の行法中でしたので早朝、3時に星供を修し、自坊を出立しました。
ゴールデンウィークということもあり、師匠のお寺、奈良に到着するには、いつも以上に時間がかかってしまいました。

行者さまのお行に参加させていただけることは大変ありがたく、貴重な時間です。
焼八千枚供の伝授は幾つかの流で何度か受けさせていただいておりますが、実際に携わらなければ分からないことが多々あります。
まして自分の師匠が自らその有様を示してくれる、こんなにありがたいことはありません。
私の師匠は何度も八千枚護摩を修行いたしております。
入門させていただいてから何度か助法をさせていただきましたが、今回の助法は何か特別なものを感じました。
「行者」とは正しく、行をする者です。
大小にかかわらず、一生を通し、多くの行に励み、その功徳をご縁あります皆様のお役に立てるよう精進しなければと改めて思う、そんな助法でした。合掌

密教辞典には
「八千枚護摩供・焼八千枚供とも」と書かれ不動立印軌を典拠とし、不動明王を本尊とした秘法で護摩法。梵網経には、釈尊は因位に娑婆住来すること八千遍と説くから、三宝院流では釈尊・不動を本尊として修する。前行の日数は百日で、十穀を断って菜食であるが、現在は21日間とする。毎日3度常の不動法を修し、慈救咒10万遍を誦し、最後の日に一昼夜断食して結願の座に八千枚の乳木を焼くのは、八識の各々に在する無数の煩悩を断尽する意。
と記されています。
この日は1週間の星供養の行法中でしたので早朝、3時に星供を修し、自坊を出立しました。
ゴールデンウィークということもあり、師匠のお寺、奈良に到着するには、いつも以上に時間がかかってしまいました。

行者さまのお行に参加させていただけることは大変ありがたく、貴重な時間です。
焼八千枚供の伝授は幾つかの流で何度か受けさせていただいておりますが、実際に携わらなければ分からないことが多々あります。
まして自分の師匠が自らその有様を示してくれる、こんなにありがたいことはありません。
私の師匠は何度も八千枚護摩を修行いたしております。
入門させていただいてから何度か助法をさせていただきましたが、今回の助法は何か特別なものを感じました。
「行者」とは正しく、行をする者です。
大小にかかわらず、一生を通し、多くの行に励み、その功徳をご縁あります皆様のお役に立てるよう精進しなければと改めて思う、そんな助法でした。合掌
