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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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根本を知らなければ意味がない

真言密教の根本は、大日経、金剛頂経にあります。

大日経は、大毘盧遮那成佛神変加持経、略して、大毘盧遮那経。

大日経疏は、大日経の注釈書。

善無畏訳、一行筆となります。

金剛頂経は、金剛頂一切如来真実摂大乗現証大教王経です。

これに、蘇悉地経を加えて三部秘経となります。

真言宗では、伝法灌頂に入壇し、阿闍梨になることが僧侶としての第一条件です。

この際、四度加行という行に入ります。


得度 → 授戒 → 四度加行 → 伝法灌頂


基本は、四度加行成満者が伝法灌頂へと進みます。

この四度加行中にある、金剛界、胎蔵界。

本来ならば、金剛頂経を学び、金剛界を修法する。

大日経を学び、胎蔵界を修法する。

そうでなければ何の意味もありません。

その後、ご縁があり、両部の廣次第などを学んで修法しても、根本を学ばなければ宝の持ち腐れ。

また様々な諸尊法についても、大日経や金剛頂経を学ばない阿闍梨が修法しても何の意味もなけれ、一切の功徳も得られません。

意味を全て理解していなくても読むということに大いに意味が生じます。

もちろん、その後、その経典を学び、習得することが大事となります。

大日経、金剛頂経。

基本に戻り、常に研鑽したいと思います。

合掌


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