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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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9月13日ブログ参照


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日々の積み重ね

先日、良い護摩はどうしたら焚けるのか❓

と言うご質問を行者さまからいただきました。

良い護摩とは何か❓

願いがよく叶う護摩なのか、供養がよく行き届く護摩なのか❓

修法する本尊の供養が成就する護摩。

これが良い護摩なのかとは、私は思います。

あくまでも私的な思いということを付け加えておきます。

お招きした本尊の供養が成就すること、これが祈願や供養の成就です。

毎日、護摩を焚ける環境でない場合は日々、どんな行に励んだら良いのか。

護摩供は、諸尊法に付く修法です。

供養法なしの護摩供はありません。

諸尊法がなければ焚き火同様です。

ですので基本となる諸尊法をまず、しっかりと重ねて修行することが大切です。

不動護摩を焚くのであれば不動法を、正観音護摩を焚くのであれば正観音法をしっかりと日々修法する。

これが私の思う良い護摩に繋がっていくかと思います。

縁日に護摩を焚かれる寺院は多くあります。

只、縁日のみに焚く護摩では意味がなくはないですが、良い護摩とは言い難いのが正直なところ。

その護摩に向かって日頃から供養法、諸尊法を重ねて修法し、その功徳をもって護摩を焚く。

これは素晴らしい護摩かと思います。

また、日頃から如法に護摩供を修していれば、縁日や祈祷の際に方便にて、入護摩から修法したり、一段護摩や略護摩でも十分にその功徳をいただける、良い護摩が焚けると思います。

その他、神供のことや修法のこと、観念をより成就させるための瞑想行。

掘り下げていけば、した方がよい、しなければならないことは山の様にあります。

日々の積み重ね、これが良い結果に繋がっていくかと思います。

合掌



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