日々の自行の一つに内護摩という作法があります。
実際に火を焚く護摩を事護摩、外護摩といいます。
それに対して観念で修する護摩を内護摩、理護摩といいます。
外護摩でも護摩に入る時に観念する三密観等は内護摩です。
この三密観は書けば僅か数行ですが、外護摩ではこれが最も大切であり、大変難しいと伝授の際、大阿さまから学んでおります。
先日書きました添田先生の護摩法解説には、
「火を入れる事護摩を焚かなくても、三密観をしっかり修しておればよろしい。
そうすれば毎日何回でも、またどこでも護摩を修することができます。」
また、
「修行の程度によりますが、事護摩を修しているということは、修行の段階としてはまだまだ未達だということになりましょう。」
と、書かれております。
この内護摩には、先徳の多くの次第が残されております。
そういった中で普段作法しておりますのは、三宝院権僧正勝覚師伝に依て製作のものを修法いたしております。
これは三憲聖教の作法集に出ています。

内護摩は自行の為であり、人の為には修せざりと口訣にあります。
「自性の三十七尊、南方宝生の三摩地に入り、不二の智火を以て而二の妄執を焼き、一心の体性を顕現する」
此れを内護摩と云います。
内護摩は、瑜祇経の内護摩品を意としています。
次第は大変短く、作法自体は容易ですが、その内容は大変奥が深い。
字を読み作法だけしても何の意味もありません。
妄執、迷いの心、深く執着する思いを焼き尽くせるよう、内護摩の修行を重ねたいと思います。
合掌
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実際に火を焚く護摩を事護摩、外護摩といいます。
それに対して観念で修する護摩を内護摩、理護摩といいます。
外護摩でも護摩に入る時に観念する三密観等は内護摩です。
この三密観は書けば僅か数行ですが、外護摩ではこれが最も大切であり、大変難しいと伝授の際、大阿さまから学んでおります。
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「火を入れる事護摩を焚かなくても、三密観をしっかり修しておればよろしい。
そうすれば毎日何回でも、またどこでも護摩を修することができます。」
また、
「修行の程度によりますが、事護摩を修しているということは、修行の段階としてはまだまだ未達だということになりましょう。」
と、書かれております。
この内護摩には、先徳の多くの次第が残されております。
そういった中で普段作法しておりますのは、三宝院権僧正勝覚師伝に依て製作のものを修法いたしております。
これは三憲聖教の作法集に出ています。

内護摩は自行の為であり、人の為には修せざりと口訣にあります。
「自性の三十七尊、南方宝生の三摩地に入り、不二の智火を以て而二の妄執を焼き、一心の体性を顕現する」
此れを内護摩と云います。
内護摩は、瑜祇経の内護摩品を意としています。
次第は大変短く、作法自体は容易ですが、その内容は大変奥が深い。
字を読み作法だけしても何の意味もありません。
妄執、迷いの心、深く執着する思いを焼き尽くせるよう、内護摩の修行を重ねたいと思います。
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