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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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寺報掲示板

「お彼岸・ご供養」受付中
9月13日ブログ参照


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心に刻む

「年末先祖供養」 受付中

12月10日ブログ参照


昨日深夜、帰山いたしました。


人は様々な出来事をどう捉えるかでその後の人生が大きく変わります。

物事をポジティブに捉えることは大切なことです。

しかし、修行者としては、そればかりではいけません。

「戒める」

この事を忘れてはいけません。

神佛は修行者に対し、優しくはありません。

そうでなくては修行にならないからです。


今回の奈良では、そう考えさせられるお話を聞きました。


人は人をみて、良いところも悪いところも余す事なく学べます。

良いところはより一層学び、悪いところは反面教師とし、学ぶ。

どんな人からも学ぶことが沢山あります。

年齢に関係なく、すべての人が先生だと思い、学ぶことが大切。

こう学んできました。


どんな話だったかは書けませんが、改めて日々の行法の大切さをしみじみと感じました。

少し前に書きましたが、密教僧にとって最も大切なのは日々の 「行法」 です。

この 「行法」 なしに、ご祈祷を受ける、供養をする。

その結果は必ず 「業」 となり、神佛は行者に示します。

その時、その結果をいいようにとってしまっては、更なる 「業」 となり、今世ではやり直しがきかない状況となるでしょう。

そういった行者の最後を幾つかみてきました。


行者としていつもこの事を心に留めていますが、改めて神佛が示してくれたような気がします。

人をみて学ぶ。

再度、心に刻み、前に進めたらと思います。

合掌



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