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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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簡素が深秘

開運厄徐祈願 星供養のお知らせ(当年星供)

2月4日ブログ参照


最近、本尊の供養法は常に二重。


20190228075058ed4.jpeg


不動護摩を焚くときも供養法は二重を修していますので、通常の不動法を修することがめっきりなくなってしまいました。

以前は日々の供養法は通常の不動法でした。

いつの間にか手馴れてしまい二重が当たり前に。

通常の不動法では頼りなさを観じてしまいます。


しかし、本来は二重を極めた行者が修する通常の不動法が最も深秘なのかもしれません。

通常の不動法は、加行で授かります。

只、その内容は、二重を知ることで気づくことが多く、そうだったのかと思わされます。

次第の簡易さから通常の不動法が初心用に思いがちですが、実は密教では簡易な次第ほど簡素、無駄がなく深秘です。

実際、通常の不動法は未灌頂の行者に授けてもよいことになっておりますので初心用といってよいでしょう。

二重の不動法は深秘とされております。


不動法 → 二重 → 不動法


この順序で学んだ、二重の後の不動法は最初の不動法とは全く異なります。

作法は同じですが、行法の完成度が全然違ってきます。


二重で修してきた、多数の印を結び、秘観を観じずとも通常の不動法にてそれを完成させる。


これこそが已達の行者。


自坊の本尊法ぐらいは已達となりたいものです。

それにはまず、通常の不動法を重ねて丹念に修す。

それから二重を重ね重ねより丹念に修法する。

何百座、何千座、何万座と修法し続ける。


通常の不動法は何千座と修法していますが、二重はやっと千座ぐらいでしょうか。

已達への道はまだまだ遠いですね😓


せっかく深いご縁をいただいています本尊さま。

一生を通しての修行ですね。


合掌


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1月30日ブログ参照




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