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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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密教僧としての供養

密教僧としての供養とは何か?

今の時期とくに考えさせられます。

施餓鬼や読経の供養はして当たり前。

これだけであれば密教僧の必要がありません。

顕教の僧侶で十分です。

今年に入り、真言密教、始まりの古刹、久米寺さんの根本道場で中西大阿さまの理趣法の伝授を受法させていただくご縁をいただいた際、大阿さまの伝授冒頭にありました、行法しない行者は真言密教には必要ない、正にこの通りです。

施餓鬼や読経であれば顕教の僧侶で十分です。

密教ではそれを踏まえた供養が必要です。

弘法大師空海、お大師さまが何のために唐から密教を日本に伝えたのか、東密の僧はその思いを忘れてはいけません。

お大師さまの思いに応えるべく、当院での盆供養は施餓鬼はもちろんのこと 「行法」 をし、密教の法をもって丁重に供養させていただいております。

作壇作法から始まり、開白の座では表白を用います。

結願の座では結願作法をし、破壇いたします。

祈祷も供養も期間を区切って修法するのが基本です。

この基本に従い、日頃から如法に修法し拝んでいれば、作壇や破壇、開白や結願の作法などは日々の所作となり、自然とみにつきます。

密教僧は密教僧らしく、如法に密教の法を修法し、顕教では供養できない、効験の高い供養を志、ご縁あります方々のご供養に尽くしていきたいと思います。合掌


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