旅の密教僧

十二年の初め、大福徳円満・大開運　「三之甲子三面大黒天護摩祈祷」　 受付中

３月２９日ブログ参照


開運厄徐祈願　星供養のお知らせ（当年星供）

２月１７日ブログ参照


毎月２８日はお不動さまのご縁日。





不動息災護摩供🔥

厳修いたしました😊


修法時間は約１時間半。

供養法から丁重にお不動さまをもてなし、如法に五段で修法します護摩供は気持ちが良いです✨


当院の本尊はお不動さま。

先師さまのお言葉に


「本尊の護摩を修しているお寺の祈祷はよく効く」


とあります。


お護摩と云えばお不動さまが頭に浮かびますが、どの諸尊にも護摩が付きます。

わかりやすく云えば天部尊を除く、全ての佛に護摩があるという事です。


お寺の本尊が千手観音であれば千手観音護摩供。

地蔵菩薩であれば地蔵菩薩護摩供。


四種法は佛の功能により異なります。

不動護摩であれば、加行の時から修していますので息災が主になっていますが、本来の本誓は調伏。

当院では本尊の護摩供として不動調伏護摩供も修しています。


皆さまの見た目的にはどのお護摩も変わりありませんが、その内容は全く違います。

同じような薬でも配合によって違うのと同じ。

当たり前ですが、得られる功能も異なります。


そして護摩で大切なのは如法に修す事。

本義には供養法から修し、主流としています護摩供を各段修す。

日頃の如法に修す護摩の功徳があるからこそ成立つのが略護摩。

略護摩は、あくまでも仕方がなく、状況に合わせた方便です。


「日々の積み重ねなしに、略護摩で功徳が出ている行者は可哀想だ。

命を削っている。」


昔、こんなお話をよく耳にしました。

そしてそのツケは巡り巡って行者のみでなく、願主にも返ってくるとも聞きます。


祈祷を頼む行者選びは難しい。

行者は自身の祈祷はできないので、何かの際には他の行者に頼まなければいけません。

自身の先祖などの供養も同様です。


「日々、修法を重ねている」


行者の行者選びはこれに尽きるかと思います。


合掌


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