荒神供一日目。

本日、三日間の荒神供を開白いたしました。
昨日も書きましたが、荘厳していますのは、子嶋荒神。
荒神とは、密教辞典には三寶荒神、竃神とあり、密教大辞典には次のようにあります。
その本體異説多し、諸説未だ確證を見ず。
儀軌に本據なく、役小角が感得せりと云うに由来する。
子嶋山南清水寺縁起によらば、荒神に三種の異形あり。
一には、如来荒神、相好柔和なり
二には、八面六臂にて夜叉羅刹の形なり
三には、壮年丈夫の状、白肉色にて首に冠物あり、緒を垂れて頤下に結び、右手に寶珠を取り、左手に輪寶を捧ぐ、荷葉を座とす
これを子嶋荒神と名け眞興の感得せしものなりと云う。
東大寺には八面八臂の別伝あり。
皆さまが普段目にするのは、二の忿怒相の荒神さまかと思います。
当院にも尊像をお祀りしております。
荒神供は、胎密ではよく修法されると聞いた事があります。
東密でも中院流等、荒神供を記している聖教は存在いたします。
今回使わせていただいております次第の底本は子嶋流。
これ以外に二本、荒神供の次第を相伝いただいております。
儀軌がない中、先師さまたちが残してくれていった大切な次第です。
一切全ての障碍(しょうげ)を祓ってくれる荒神さま。
この法を繋げていけますよう、大切にしていきます。
合掌
Facebookページ http://facebook.com/renryuin/
Twitter http://twitter.com/renryuin/
インスタ http://instagram.com/renryuin/

本日、三日間の荒神供を開白いたしました。
昨日も書きましたが、荘厳していますのは、子嶋荒神。
荒神とは、密教辞典には三寶荒神、竃神とあり、密教大辞典には次のようにあります。
その本體異説多し、諸説未だ確證を見ず。
儀軌に本據なく、役小角が感得せりと云うに由来する。
子嶋山南清水寺縁起によらば、荒神に三種の異形あり。
一には、如来荒神、相好柔和なり
二には、八面六臂にて夜叉羅刹の形なり
三には、壮年丈夫の状、白肉色にて首に冠物あり、緒を垂れて頤下に結び、右手に寶珠を取り、左手に輪寶を捧ぐ、荷葉を座とす
これを子嶋荒神と名け眞興の感得せしものなりと云う。
東大寺には八面八臂の別伝あり。
皆さまが普段目にするのは、二の忿怒相の荒神さまかと思います。
当院にも尊像をお祀りしております。
荒神供は、胎密ではよく修法されると聞いた事があります。
東密でも中院流等、荒神供を記している聖教は存在いたします。
今回使わせていただいております次第の底本は子嶋流。
これ以外に二本、荒神供の次第を相伝いただいております。
儀軌がない中、先師さまたちが残してくれていった大切な次第です。
一切全ての障碍(しょうげ)を祓ってくれる荒神さま。
この法を繋げていけますよう、大切にしていきます。
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