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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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時には止まる大切さ

「冥府への祈祷 ・ 閻魔天供」 受付中

10月12日ブログ参照


閻魔天の毎月のご縁日は16日。


202110192231524b4.jpeg


その他に、閻魔王の斎日と云われるご縁日が年に二会あります。

これは旧暦の1月と7月の16日。

1月は、小正月の次の日。

7月は盂蘭盆。

この二日間は地獄の休息日となります。

閻魔王を含めた冥衆、鬼の休息です。

昔はこれに因み、普段休みが取れないような人もこの日だけはお休みでした。


斎日には、地獄の釜の蓋が開くとよく云われます。

実は地獄では、1月15日と7月15日が休息日となっており、その間、罪人が逃げ出さないように蓋をします。

そして休み明けの翌日、16日に蓋を開けて再開。


この釜の蓋は、地獄の門を顕しています。

地獄全体の門。

普段は鬼が番人をし、罪人を逃がさないようにしている地獄の門です。


年がら年中、人の裁きをしていては冥府の神々も流石に疲れる。

有為の存在は、走り続けることができないことを示しています。


地獄ですら休みがある。

時には止まり、周りを見渡す大切さを教えられているように観じます。


合掌


人の定めから必要ないものを消し、得たいものを足す 「冥府への祈祷 ・ 閻魔天供」 受付中

10月12日ブログ参照




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