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桶狭間辯才天 蓮龍院

Author:桶狭間辯才天 蓮龍院
真言宗僧侶(阿闍梨)
自房(お寺)の活動、行者の気侭な日記、密教の修法についてなどブログに載せていきます。

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「三面大黒天秘法・一時千座法」受付中
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お大師さまのご縁日

昨日夜、飛騨より帰山いたしました。今日はお大師さまのご縁日です。宝珠法にて報恩謝徳に勤めました。ここしばらくは、お大師さまのご縁日には宝珠法を修しています。大師 = 如意宝珠このことから私的にはかなりしっくりきます。宝珠法は一般的には増益に修します。しかし、四種法に通じて修せるのが宝珠法。合行法にも用いることができ、祈願に供養、滅罪、様々なことに修することができます。宝珠の法は、どの法にも通じる事...
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両面宿儺

昨日は出先で一泊。鎮守参拝のため飛騨へ出向いてます。鎮守参拝の後、参りましたのはこの地方独特の神さま。両面宿儺です。両面宿儺は、日本書紀に皇命に逆らう賊と記されていますが、飛騨には様々な伝承が残っています。この伝承は、日本書紀とは異なるものが多い。高山市にあります千光寺では、両面宿儺は救世観音の化身であり、このお寺を開山したとの伝承があります。また近郊寺院の善久寺では、両面宿儺を大士と伝え木像を安...
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鎮守参拝

今日は久々に鎮守さまへ参拝⛩こちらに初めてお参りしたのは約30年前。僧になる前から信仰しています。一年に何度か参りたいのですが、忙しくなってくるとついつい足運びが少なくなってしまいます😓いけませんね、心改め日頃のお礼参りいたしました。御祭主神は、大八椅命。朱雀天皇の御代の創建と伝えられ、大八椅命を主神に飛騨国式内社八座、国史現在社十社の神を祀っています。大八椅命は、飛騨国の初代国造で天火明命の後裔で...
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佛前に円鏡

毎月18日は観音さまのご縁日。当院の回向の壇の本尊は正観音さま。8月はお盆の供養。9月はお彼岸の供養と回向の壇で修法することが何かと多くあります。時々何故佛前にご神鏡を祀っているかを聞かれることがあります。古いお寺を参拝の際、よく観ていただくと、意外と佛前に鏡は祀られています。聖天さまなど天部尊の御前ではとくにです。日本書紀には、天照大神が孫の瓊瓊杵尊に鏡を私の御魂とし奉りなさいと記されています。...
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納経

当院のようなところにもひと月に二、三度ですが納経していただくことがあります。本日もご納経いただきました。納経いただいた際には必ず、施主さまと一座、略すことなく本尊さまの行法を修法し、いただきました写経にて本尊さまをご供養いたします。そして家内安全を祈ります。ここ近年、流行りなのか様々な納経帳をみかけます。納経帳は、社寺へお経を納めた印をいただくためのものです。スタンプラリーのように集めていては何の...
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時間軸

昨日の夜、自坊へ帰山。まずは荷物の片付け。少し疲れはありますが、しっかり時間軸を元に戻します😅棚経中、事相に詳しい方とご一緒できたので色々聞かせていただき、勉強させていただきました。その方は天部にも精通していまして、荼吉尼天のお話も聞くことができました。何本か手元にあります荼吉尼天法。少し手入れをし、整えたいと思います。ここのところ夢にもよく示現いたします荼吉尼天。これまでは鎮守供養として拝んでき...
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無事帰山

今日で棚経のお手伝いも終わりです。この辺りは台風の影響も少なく、無事、お参りを終えることができました。只、帰路の風と雨は凄かったです😓帰り道、いつも大変お世話になっておりますお寺さまへお参りさせていただきました。奇跡的にこの間だけは、雨も風も止んでおり、心落ち着かせお参りできました😊いつも拝んでらっしゃいますご住職さまのお陰ですね✨超強風に豪雨の中、お参りの功徳か何事もなく、順調に自坊に帰山できまし...
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三界萬霊

供養の時、必ず掲げる位牌。「三界萬霊」「三界」 とは無色界、色界、欲界をいいます。各界は、細かな階層に分かれており、人間界を含め六道は 「欲界」 に属します。その上にあるのが 「色界」 。ここは、淫欲と食欲を離れた世界。欲望は盛んでなく、天界の一部はここに属します。そしてその上にあるのが 「無色界」 。物質の存在が全くなく、受、想、行、識の心の働きだけからなる世界。「無色界」 の最高峰を 「非想非...
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「しとき」 とは

先日書きました荼吉尼天のお供物。この「しとき」についてご質問がありましたので少し書いておきます。「しとき」とは、ひとつの次第には 「餅」 と記しています。また、「蒸して練った餅米」「餅状にした芋の発酵食品」とも学んでおります。和漢三才図会という日本の書物には「しとき餅」 とは 「御鏡是也」と記しています。「しとき」 という言葉は日本の北部、アイヌ文化に伝わっており、栗や芋、黍を団子にしたものを 「...
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棚経二日目

棚経二日目。昔は家の縁に精霊棚を設け、お盆に先祖を迎えていました。その精霊棚に外から向かい、お参りする事を 「棚経」 と言います。街ではそんな光景も見かけることは少なくなりましたが、私がお手伝いさせていただいております地域では、多くの精霊棚を見ることができます。佛前には、先祖代々の経木を供え、精霊棚には、三界萬霊の経木を供えます。初盆では、これに加え初盆の精霊棚を供えます。その荘厳がどこのご自宅も...
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